2009.06.09
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骨太の方針


今日のニュースには驚いた。
政府の経済財政諮問会議が9日の会議で、新たな財政健全化目標を大幅に後退させたことである。
これまで、2011年度に黒字化達成を目指していた国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を、「09年度から10年以内」に先送りをして、「5年を待たずに赤字を半減させる」と素案をまとめたのである。
難しい話はいつも先送りしてきたのが、自民党である。それを手助けしている公明党も情けない。
政治というのは、ここ数年マニフェスト選挙が脚光を浴びて、政策実現の能力を逸した時には、即退陣していただくのが筋である。
マンガ館なるメディア芸術センターに117億円もの予算をつけながら、一方で財政健全化を簡単に先延ばしするなど言語道断である。
一刻も早く総選挙をやるべきではないでしょうか。