2007.10.13
ブログ

区議会報告


代表質問の日からブログを少しお休みしました。
言い訳になりますが、9月末から10月始めまで大変ハードな日程で、
ブログに書き込む気力が少し萎えていました。悪しからずご了承下さい。
代表質問のあと、18年度の決算特別委員会が9月27日から10月の3日まであり、私は民生費について、特に社会福祉施設の経営が大変厳しくなってきている点を取り上げ、その経営状況を都だけに依存するのではなく、独自に経営状況を把握すべきと提案しました。
特に介護の職場環境は、現在新たな3K(給料が安い、きつい、帰れない)職場といわれ、正規職員が集まらなくなっていることや、平成12年に介護保険制度が導入されてから、施設の運営が、それ以前の措置費から、地域性や施設規模を反映していない保険料収入になり、都心の施設は、極めて厳しい運営を強いられていることや、18年の介護保険の改正でもっと苦しくなっていることを指摘しました。
その上で、コムスンのように、蓋を開けてみればどうしようもない実態を攻めるだけでなく、事前にチェック機能を働かすべき提案をしました。
高齢者福祉がいくら負担増とは言え、在宅介護を中心に方向転換するにしても、簡単に施設介護を締め付けるような政策は、長続きしないでしょう。
戦後の悪い政治手法の場当たり的な制度改正ではなく、介護・福祉・医療を総合的にケアする制度を早く実現するべきでしょう。税制も含めて。