2010.07.05
ブログ
うぐいすとカラス
参議院選挙も最後の日曜日を終え、いよいよ残り1週間となった。
日曜日のテレビで報道された各党首討論の内容は、マスコミに煽られてまたまた消費税の論議と財政再建の話が突出して、日本のあるべき姿など、地域主権や成長戦略の本筋の政策全般の議論が煮詰まっていなかった。
それにしても、議論の進行が、相手の上げ足をとって激こうする場面が多々見られ、どうしてもっと落ち着いた議論ができないのか不思議でしょうがない。
これでは教育の再生を願う大人として、子供に偉そうなことは言えないと思えた。
一方、街の中では選挙カーが大きな声で、候補者の政策と名前の連呼を激しく繰り広げている。
女性の声で美しく声高に訴えることもあれば、またある時は太い男の声で訴えている。
有権者にとって、どちらの声が浸透しやすいのかわからないが、政策として理解できるアナウンスはなかなか難しい。
民主党も各候補者がそれなりに訴えてはいるが、有権者にマニフェストが完全に理解していただくにはもっと努力が必要だと思えた。
あと一週間踏ん張りどころである。