2008.06.22
ブログ

亀戸一丁目


私が所属する町会が、亀戸一丁目町会です。
私は町会の役員として、総務と文化部の活動を引き受けています。
今日は、年4回行われる廃品回収の、今年度最初の日でありました。
昨日の天気予報によると、今日は駄目かと思いましたが、ありがたいことに午前中だけ雨が降らず決行できました。
雨ということで、量はあまり期待していませんでしたが、思いのほか路上に積まれていて、結構時間がかかりました。
廃品回収の売上は、貴重な町会の財源になりますので、量が多いのはありがたいことですが、悩みは、やはり町会の手伝いをして下さる方々が高齢化して、若いい世代がなかなか町会の活動に参加してもらえないことです。
福祉の分野でも、教育の分野でも、地域の活性化が何よりも大事な点ですが、若い人材を確保できない高齢化した町会組織がこのまま続いてきますと、国政も地方自治も町会組織に依存する施策が多い中で、近い将来安心できる地域の生活環境は破壊されることを免れないでしょう。
そのことをもっと政治も行政も知るべきです。
特に国政の場での議論には、その現実を踏まえた議論が見えてきません。その背景には、やはり現場を知らない官僚組織に依存している政権与党の体質があります。
この問題は、親子、家族、地域、会社とすべての人間関係の価値観の問題にまで及ぶ大きな命題であるからこそ、一刻も早く地域復権の施策を考えるべきと思われます。
私が考える解決のポイントは、スローライフに象徴される、時間の価値観を共有すべき環境を整備することにあると思っています。
そして、そのことはやはり、就学前の教育が基本になるでしょう。
今日は町会行事の廃品回収からそんなことを考えました。