2008.06.17
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委員会報告


今日(6月16日)は、企画総務委員会がありました。
ほとんどは、4月、5月に公表された契約案件で、議会案件ものが審議されました。
そこでの議論は、低価格入札による、工事の完成度の問題や下請けのしわ寄せ問題、また
地元に本店がある企業が、ほとんど入札できていない現状をやはり改善すべきなどの声がありました。特に資材高騰による、工事会社の経済的環境の悪化に対して、国が6月に入って示したように、江東区としても十分スライド条項を考えるべきことを指摘しておきました。
また、本区が施工体制台帳の検証を正確に把握していないのではないかという点と、完了検査の甘さを指摘して、今秋から始まる予定の総合評価制度について、しっかりとその点を考慮すべき点を指摘しておきました。
公共工事の問題は、今日まで談合問題が憂慮されてきましたが、この問題は一般競争入札が普及するにつれて、徐々になくなり、資材高騰の今では、低価格入札よりも予定価格に近い入札価格のほうが安心されるほど状況は変化しています。
いずれにしても、災害時の時の協力体制を考えますと、やはり自治体としては、地元の企業をしっかり応援すべきと考えます。