2012.06.04
ブログ

小沢・野田再会談


昨日、小沢・野田会談が再開された。
霞が関のシナリオどおりというか、マスコミと霞が関の謀略どおりというか、最後まで悪者は小沢先生になすりつけ、財政健全化を金科玉条のごとく振りかざし、国民不在の政治を行っていることには、本当に日本の政治の情けなさを感じる。
新進党の結党以来、政党の離合集散はあったが、何のための政権交代だったのか、官僚主導の自民党政治決別をして、日本の再生をするには、政権交代をして旧態依然の権力構造を改革することではなかったのか、すっかり政治改革の原点を忘れている。
当時から国会にいた、水面下で苦労している秘書経験者ならだれでも分かっている。
私も今年の7月で51歳になるが、私と前後の同世代の政治家には、理想の政治信念と同時に、国会議員としての立場に甘んじている人が多すぎる。
いま必要なことは、民主党が政権交代した意義をもう一度しっかり見直すことです。
小沢先生が、超少子高齢化社会において、税の在り方を根本的に見直すことは百も承知しています。
問題は、国民に負担を強いるには、野田総理が言う法案成立に命をかけるのではなく、徹底的に日本の政治の構造改革、行政改革、霞が関の国民不在の権力体質を改善することにあります。
なぜこの国は、本質を見る目を失ったのか、戦後のアメリカ占領政策による骨抜き教育のためか、もうそろそろ気づいてもいいのではないでしょうか。