2015.10.26
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江東区民合唱祭
10月25日、江東区文化センターで開催された、第53回江東区民合唱祭に参加しました。
7年前に、以前PTA会長を務めた江東区立第三亀戸中学校にPTAコーラス部を設立して、ここ数年区民合唱祭にも参加しています。
前日は三亀中の文化祭にも参加させていただき、二日連続で歌ってきました。
子どもたちの合唱も1学年から3学年まで、それぞれ元気な歌声で会場を魅了していました。特に3学年の合唱は最高学年のプライドにかけてか、力強さに加え将来の目標を勝ち取っていくような決意さえ感じる迫力を感じました。
そこには、普段から心のかよった指導をしてくださる先生方の指導力の賜物と強く感じました。
また中高年を中心に50以上のグループが、7分間の間に自分たちのパフォーマンスを披露して、観客を感動させている力の源泉は何か。
生きがい、健康づくりのためなのか、一人ひとりの目標は違うと思われますが、7分間のハーモニーは、人間の持っている文化の力を最大限発揮させているような、明日への希望を感じました。
やはりそこにも、良き指導者が必ずいます。
ところが昨今の、維新の分裂問題や東芝事件、旭化成の杭の問題に代表されるように、政財界にはまともな指導者はいないのか、甚だ残念に感じます。
今日本にかけているのは、まさしく真の指導者の存在であると思います。大人の世界にまともな指導者がいないのに、どうして子どもの教育を語れるでしょうか。
こういう時こそ、人間のもっている潜在的な文化力を発揮して、人間の進むべき社会の在り方を問う必要があります。
合唱祭は、その心を奮起させてくれるとてもいい機会になりました。