1月4日は御用始め。区役所では午前9時30分から2回ロビーで、恒例のお祝いの獅子舞が披露されました。
区の職員の一部と区役所に訪れている区民の方々に、新年の寿いだ気分を少し味わっていただけたのかも知れません。
まちの中でも、家庭においても、昔と違い正月気分がなかなか味わえない社会環境の中で、少しでも心のけじめみたいなものが味わえることは、とても必要なことと思われます。
最近は日本文化の良さを再発見しようという企画が、行政からも市民団体からも打ち出されますが、もっとも必要なことは、家庭の中で日本の良き伝承文化を語り継ぐことができるかどうかにあると思います。
地域の中で、高齢者の方々とお話をしていると、いろいろな衣食住における役立つ知恵を先祖から引き継がれていることがわかります。しかしはたしてその次の世代はどうかはなはだ疑問です。
その最たる原因は、核家族化にあるとお思います。したがって、今では同じ屋根の下で三世代が一緒に暮らせる空間がなかなか持てないに日本においては、地域での三世代共生のまちづくりを一刻も早く確立することが大事なことと思っています。