謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。今年も皆様にとって素晴らしい1年でありますことを心からお祈り申し上げます。さて今年は、干支を60年周期の「十干十二支」で正確に申し上げますと、「己(つちのと)亥(い)」となります。中国の陰陽五行説によると、己には「土」の性質があり、亥には「水」の性質があると言われています。つまり2019年は、土と水が組み合わさった年で、相剋の関係にあり、なかなか順調にいかない年とも言えます。また、己は繁栄したものを統制する意味があり、亥は生命が閉じ込められている状態を指すことから、己亥の年は、今現在の状況を維持し、守りの姿勢に徹した方が良いとも言われています。言葉を換えれば次の干支である「子」(新しい命が植物の種子の中に生まれた状態)に向けた準備期間とも言われています。さてそこで今年の主な予定を考えますと、政治的には4月に統一地方選挙があり、7月には参議院選挙があります。また4月30日には平成の時代が終わり、5月1日から新元号が始まります。ちょうど60年前の同じ己亥の年に、今上天皇が美智子皇后陛下とご結婚され、60年後の2019年に退位されることは、不思議な巡り合わせを感じます。また10月には消費税が10%に増税されることが予定されています。どの行事も日本の社会生活の根幹を動かす出来事だと思われます。そこで大事なことは、まさしくこうした大きな変化が起こる時に、国民一人一人が時代の流れをしっかり受け止め、国民の希望に沿った社会に向かって政治経済は展開しているのか、また文化や教育という人づくりの根幹にかかわる政策について、政府は国民の視点に立って進めているのか、政治を鋭く監視することだと思われます。私自身としては、江東区議会議員として16年間地方政治を見させて頂き、まだまだ地方主権の時代が到来しないもどかしさに悔しさも感じながら、国民の生活に密着した地方政治の中で、国民一人一人が生きる喜びをしっかり感じられる地域社会を構築していきたいと決意しています。いずれにしても本年4月21日は江東区長選挙・江東区議会議員選挙があります。今日までの経験をもとに、なお一層多くに皆さんの声をしっかり区政に反映できる政治家として、これからも全力投球で頑張る決意でありますので、本年もご声援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。