2011.04.05
ブログ
卒業式・入学式
4月4日、次男の高校の入学式があった。3月18日に私がPTA会長を務める三亀中の卒業式以来、江東区内の小学校2校と幼稚園の卒業式1園に参列してきた。入学式は次男の入学式がスタートになり、これから区立の小中の入学式が始まる。本来なら4月1日に長男が入学する早稲田大学の入学式がある予定であったが、東日本大震災の関係で中止になった。同じように多くの大学が中止にしている。
卒業式や入学式は、毎年当たり前のように通過していく行事だが、当事者にとっては人生の中で大きな節目であり、様々な感動のドラマが見られる大事な儀式である。しかし被災された東北地方の数々の学校で、卒業式を開けなかった現状を見ると、本来得るべき感動の体験や数々の楽しい思い出を優しく包み込めなかった震災の罪は、実に大きいものがあると思われた。
その意味で、これから被災地の児童や生徒の心のケアを万全な体制で取り組み必要がある。入学式が近づくに連れ、体制が整わない学校の教職員もやきもきしていることと思われる。国の未来を希望が持てるように切り開くには、何よりも人材育成とするならば、入学式のこの時期こそ、被災地に限らず全国的に大人は最大限神経を使って入学式に臨むべきでしょう。
子供たちの未来を、明るく希望の持てる社会にするためにも今この時期こそ、政治は国民目線でしっかり教育のサポートしなければない。
一日も早い被災地の教育環境の復興を願っています。