野田新総理誕生
民主党と国民新党による野田連立内閣が2日、正式に船出をした。
心からお祝いを申し上げたいと思います。国会議員の秘書の時には、何度かお会いする機会が有りましたが、地方議員になってからはあまりありませんでした。
最近では友人の都議会議員のパーティーで、財務大臣として挨拶に見えたときにお会いした程度です。
印象としては、挨拶の時に必ずと言っていいほどダジャレをいう印象があり、お顔に似合わず茶目っ気のある人だなーと思っていました。
しかし言動については、松下政経塾出身の中では、一番まともな人と思っていましたので、注目していました。
またその裏ずけとして、政界切っての政策通の藤井裕久代議士が太鼓判を押していらしたことも一因しています。
いずれにしても私は、今回の総理候補の中で、一番適任であると思っていたので、本当に良かったと思います。適任の理由は、政策に明るく温厚そうに見える人柄、そして人との融和を図れる人徳をお持ちであること。しかし政治家としての信念ははなかなか強いところをお持ちのように見えるところ。
今回の人事は90点に近い点数を付けることができると思います。
ただひとつ心配なのは、これから日本は、本当の意味での国際社会の中で自立した外交を展開して行く必要がありますが、今ひとつ外交についてはあまりその経験と力量が見えないところです。
内政については、税と社会保障の問題、そして何よりも公務員制度改革の問題が待っています。そのことは25年の総選挙までには何らかの方向づけが必ず出来るのではと期待していますが、外交の方針がいま一つ見えてきません。
しかし、今日の報道各社の世論調査を見ても、支持率が60パーセント前後と高い数字を頂き、民主党政権に対する国民の期待がまだまだ大きいことを考えますと、国民お声をしっかり聴きながら、何としても野田新総理には頑張っていただきたいと思います。
心からエールを送ります。