2008.11.06
ブログ

アメリカ大統領選挙


黒人初のアメリカ大統領が誕生した。バラク・オバマ上院議員である。
1961年8月4日生まれの47歳。私が1961年7月2日生まれだから1ヵ月しか違わない。
親しみも感じるが、それ以上に自分のふがいなさに少々落胆する。
それにしても2004年に初めて上院議員になり、たった4年で世界で一番影響力を及ぼすリーダーになったことは驚嘆である。心からお祝いを述べたいと思う。
アメリカ民主主義の偉大さと恐ろしさを目の当たりしたような気がする。
今回の大統領選挙の評価と検証はおいおい出てくると思われるが、私の最大の関心事は、アングロサクソンの民族が世界のルールをリードしてl来た流れが、どう変わっていくのかにある。昨今の金融危機も、もとを糺せばアングロサクソンのグローバリゼーション化の中のマネーゲームがもたらした結果である。実体経済と程遠い中で、遊びすぎた結果である。
オバマ氏は、働く者の気持ちがわかる大統領として期待されている。労働者側から見れば、金融資本主義の強欲な経営者側の論理は、さぞかしおかしなものとして見られていたのだと思う。労働者の気持ちがわかる庶民はオバマ大統領に期待したい。
それにつけ、日本の政治は何とだらしないことか。ばかばかしくて言葉も出ない。