定額給付金
しばらくブログを休みました。風邪をこじらし書く気力を少しなくしていました。
というよりも、もしかすると、あまりにも麻生総理の無責任な言動に書く気のもなれなかったというのが、正しいのかもしれません。10月30日に、威勢良く「国民の経済対策の概要」を発表しました。最近は便利で、その時の会見はすべてインターネット中継で見れます。
私は当然、マスコミの断片的な情報では正確性を欠くので、全部その日の夜中に見ました。
その時にびっくりしたことは、今でこそマスコミで騒いでいますが、道路特定財源の一般財源化に際し、1兆円を地方に移譲することを述べたのに対し、優秀な記者が、現在実行されている地方道路整備臨時交付金の年間7000億円はどうするのか、1兆円は7000億円プラス3000億なのか、7000億プラス1兆なのかと問いただしたのに対し、まだ決めてないと答えていたのです。あいた口がふさがらないとはこのことをいうのでしょうか。びっくりしました。
マスコミでは定額給付金のことは、細かく報道されていますが、この問題は最近になって、定額給付金を追っかけるように報道されています。私は、11月1日には、この問題を指摘しておきました。その後の麻生総理の国語力のなさや、「医者は常識がない」とか常識を逸した発言は情けないを通り越して、ばかばかしくてコメントする気にもなれませんでした。
世界は今アメリカ大統領選挙が終わり、世界的金融不況の中で、眼まぐるしく動いています。
その中で、各国の政治リーダーが寝る間を惜しんで活動しています。
しかし、日本はいまだに選挙をせず本格政権が誕生しないがために、各国から馬鹿にされています。一刻も早く解散をして、国民に信を問うべきでしょう。
ここまで、自民党与党が堕落したのは、まさしく日本の官僚政治の機能不全がはっきりしてきたことに尽きます。さらには、自公政権のあるべき姿がやはり間違っていたことにあると思われます。公明党も早く気づいてほしいと思いますが、権力の怖さをはなはだ感じる最近の動きです。