2014.12.11
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第47回衆議院総選挙とマララさん


12月2日からスタートした衆議院選挙も残すところあと2日かとなりました。
マスコミ各社の世論調査は、自民圧勝。単独3分の2の317議席も可能かなど、本当にふざけた報道が繰り広げられている。
戦後政治の無駄遣いや政官業の癒着構造を無くし、真の国民目線の民主国家を構築すべく、多くの改革派の政治家が頑張ってきましたが、有権者は、やはりその流れよりも目の前の果実に関心があるのか、一向に政治改革に関心を待たれていないように思われます。
野田前総理と安倍現首相が党首討論で約束した、身を切る選挙制度改革をやらずとも全然怒りが見えてこない。そのことを訴えても余り関心を示されません。
経済の構造改革も、政治の制度改革もともに時間がかかります。そこには志をしっかり持った政治家やオピニオンリーダーが必要になります。最終的には、子供のころからの教育の過程に起因することが多いと思います。
翻って、今回ノーベル平和賞を受賞したマララさんみたいに、身の危険を顧みず教育必要性を訴えるだけの勇気と信念をもって戦っている政治家が何人いるでしょうか。
国造りの根幹は、やはり人材の育成にあります。
今回の総選挙ほど、無駄な約700億円もの金を使い、国民をばかにした選挙はないと思います。戦後政治の中でも国民不在の最も愚かな選挙と思われます。
ここは有権者が厳しく審判を下す時だと思います。
選挙の結果に国民は委ねるしかありません。現在のマスコミ報道の結果で本当にいいのでしょうか。
今一度自らの思いを選挙にぶつけてみてはどうでしょうか。
12月14日が、日本の希望の船出となるのか、沈没の道をたどるのか、本当に厳しい選択を迫られていることをわかっていただきたいと思います。