2018.10.12
ブログ
豊洲市場オープン
昨日、待望の中央卸市場「豊洲市場」がオープンした。5,691億円に上る整備費をかけて完成した市場は、今日まで紆余曲折があったものの、やっと開場までこぎつけたという感慨深いものがある。なかなかすっきりしない土壌汚染の問題や、当初3,926億円と見積もっていた整備費の増大、また開設後の江東区とかわした千客万来施設の延期や地下鉄8号線の延伸問題の先送りなど、さまざまな課題は残っているものの、昨日のオープン初日の市場の活気を見れば、後ろ向きに考えるのではなく、何としても「豊洲市場」の誕生をみんなで成功させなくてはならないという思いになった。マスコミは、初日の交通渋滞や場内の導線の悪さや、空調管理の難しさを指摘していたが、課題として前向きに考えるのであれば許せるが、ここに来てなお、本当に築地を豊洲に移転してよかったのか、などど議論していることに腹立たしく思う。江東区としても、当然残された課題について真摯に東京都と協議していくつもりですが、すでに「豊洲ブランド」をどう構築していくかと多くの人が期待をして頂いているなかで、昨日の「豊洲市場」オープンを、新しい日本の食文化の幕開けとして、しっかり応援していきたいと考えている。「豊洲市場」頑張れ。