2018.02.26
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平昌オリンピック閉幕
熱気と興奮の渦で、日本選手の活躍が輝いていた平昌オリンピックが閉幕した。冬季最多、金4、銀5、銅4合計13個のメダルの獲得は素晴らしかった。特に私が感動したのは、小平奈緒選手のスピードスケート500メートルの金と、今回から初めて加わった種目マススタートの高木菜奈の金、そして高木姉妹が牽引役を果たしたパシュートの金と、カーリングの五輪史上初めての銅メダルの獲得である。もちろん羽生選手と宇野選手のフィギアの活躍もすごかったが、女性の活躍が特に目立っていた。それぞれの勝利の陰に特に印象に残ったことが、チームワークとという言葉である。一つの目標に向かって相当な困難があったと予想されるが、それを撥ね退け、選手だけでなく、監督、コーチ、選手同士がコミュニケーションをしっかりとって、最高のチームワークを完成出来たところに、自然に結果が生まれていることが本当に素晴らしいと思われた。沢山の感動をありがとうと感謝したい。開会当初は、北朝鮮の政治的な思惑が、オリンピックの純粋な平和の祭典を揺さぶっていたが、一流のアスリートの魂は、そんな雰囲気を一気に吹き飛ばしていた。さすがである。翻って日本の政治の現状を見ると、政党、政治家のチームワークの無さが、いかに政治の混乱を招いいているか。誠に情けない。結果的に今の政治家には一流のアスリートたる本物の政治家がいないのからなのかと、情けなくなるのは私だけではないと思う。今年こそ、政治家のチームワークをしっかり築いて、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けて、国民の生活を第一義に考えた政治の立て直しを図ることが、何よりも必要ではないかと思う。