2012.04.14
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行政視察
4月12日、13日と行政視察に出かけてきました。
12日は、京都市教育委員会が全国に先駆けて取り組んでいるコミュにテースクールの実態調査と13日は兵庫県加古川市に地域福祉計画の進捗状況につて視察してきました。
京都市では、教育委員会学校指導担当課長と御池中学の教頭先生に、具体的な京都市でのコミュニティースクール(CS)の取り組みと今後の課題について意見交換をさせて頂き、また御池中学で初めて取り組んだ、高齢者の福祉施設と保育所ならびに飲食店を併設した複合施設をPFI手法で成功させた内容を聞くことができました。
なぜ京都市が先行してCSに取り組めたか、またCSの大きなメリットは何か、複合施設の中で教育環境としてどのような効果があったか、また小中連携事業で、小学校6年生は中学の校舎ですべて授業を行い、1年から5年までと6年から9年目での、9年間通したカリキュラムの構成があるなど、有意義な話を聞くことがができました。
また加古川市では、福祉部の次長、高齢者福祉課のみなさんに平成18年に第1期の地域福祉計画を作成した時の苦労話と今回平成23年11月に第2期計画を策定した経緯と1期との違いについて、具体的なお話を聞くことができ、大変参考になりました。
江東区ではまだ地域福祉計画の策定に取り組めておらず、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、青少年の健全育成など、包括的にそれぞれの政策がリンクしておらず一刻も早い策定を必要としています。
今回の視察での様々な有効な意見交換を今後の区政に生かしていきたいと思っています。
詳細な視察報告は別途まとめてお知らせしたいと思いますのでしばらくお待ちください。