2017.10.11
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第48回衆議院選挙とは


 昨日の10月10日から、第48回衆議院選挙がスタートしました。投票日が22日、向こう12日間の戦いで、日本次の4年間の政権運営をする体制が決まります。 5年間の安倍一強体制を継続するのか、日本の安全保障を国家権力の側からしか解釈しない権威主義の政治でいいのか、資産家や大企業など、一部の富める側の論理に立脚した利権政治を展開するのか、それとも、国民の生活を第一に考え、庶民の暮らしを希望と夢が持てる社会にするのか、戦争を絶対起こしてはならない平和主義の理念を徹底的に追求した真の民主主義を確立するのか、きわめて重要な政権選択選挙です。 今回の安倍保身解散を絶対に許してはなりません。どんなにきれいごとを並べようと、どう弁解しても、今回の解散が、森友・加計問題の隠蔽であり、野党が強い連携を築き政権を脅かす前に、自分の権力を維持するためだけに解散したことは、自明の論理であります。 御用政治評論家が、テレビでどんなに安倍擁護をしても、その嘘を、国民はしっかりと見極めていると思います。今回の選挙は、政治のごまかしに、国民一人一人がもう騙されないと、怒りをぶつける選挙です。 もう一つ残念なのは、その安倍政権の泥舟を、何とか世間を誤魔化しながら、本来の立党精神から遠くかけ離れ、悪しき権力を維持させようとしている政党が存在することです。平和主義、国民主権の政治を徹底的に追及すはずの政党が、権力の甘い汁に毒されて、自分の立ち位置を見失っていることです。 悪しき権力は、国民を犠牲にして、自分の利権構造を維持しようとします。良き権力は、立憲主義に立脚して、国民の生活を守る政策を展開します。 そろそろ戦後のアメリカや官僚主義の依存体質の政治から、国民主権の地方自治を活性化した自主・自立した政治に転換すべきです。何事も希望を実現するためには、政治家並びに有権者一人一人が自立した時から始まります。負けられない選挙です。