江東区議会第3回定例会始まる
9月28日から区議会第3回定例会が開会しました。28日、29日と本会議が行われ、30日は21年度の第2号補正予算の特別委員会が開かれました。10月27日の本会議までの30日間の会期です。
3定の審議で重要なのは、補正の審議に加えて、20年度決算の集中審議をやることです。10月5日から9日まで開かれます。逐次報告していきます。
さて、30日の補正の予算委員会では私が総括質疑をして、補正予算全体の項目を質問しました。中でも前政権下で決定された緊急経済対策の5月補正関連の、緊急雇用予算、ICT関連の小中学校の先生にパソコンを1台づつ支給する予算についてなど、その効果がどの程度期待できるのか、支給されたパソコンを全員の先生が、機能的に使いこなせるのかなど、細かく質問をしました。
前政権の5月補正は、地方や教育界も含め各業界の現状をしっかりと把握せず、ただ景気対策の御旗を掲げ何でもお金をつけていったという傾向があります。
区の雇用対策も、各所管で無理やり仕事を見つけた分野も多々見られます。
こうした現場を無視したトップダウン方式の官僚主導の予算編成が、地方政治の現場とのかい離を生み、多くの税金の無駄遣いをしてきたのは、政権交代をしてなお明らかになってきました。
「地方主権」を目指す鳩山政権は、地方政治の活性化のためにも、国民の目線に立った政治を展開していくと思われますが、政権交代で大きく変わったことの一つは、地方政治での議会審議が極めて有効に働きかけることできることです。民主党会派の地方議員は、今までいい政策を行ったとしても、国政で野党であったため、現場で相当苦労してきたと思われますが、これからは違ってきます。我々の主張が国政でも通じてくるわけで、一言一言に重みがあります。
この機会にぜひ地方政治の改革もしっかりやっていきたいと思います。