2013.10.04
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平成24年度決算審議
今週の初め、10月1日から平成24年度予算決算審議が始まりました。今日で一般予算の審議が終了します。
私は今回、決算全般の総括質疑を行い、行政側の姿勢を質しました。
その内容は、①2020年オリンピック・パラリンピックの開催について、②平成24年度の決算の評価と今後の財政運営について、③長期計画の進捗状況と後期の展開について、④本区の教育課題について、と大きく4つの項目を設け、それぞれ細かく質問しました。
特にオリンピック関連では、政府が東京都を「国際戦略特区」と規制緩和とまちづくりの再生を謳う中、豊洲から有楽町線の延長で押上まで開通予定の、地下鉄8号線の延伸も重要であるが、その事業費の大きさと施工期間の10年を7年に前倒しする難しさから、結局オリンピックに間に合わないリスクを考えると、私は持論の豊洲から、JR貨物を有効利用して、モノレールの「ゆりかもめ」をぜひ亀戸まで延伸して、本区の南北問題を解決すべきだ訴えました。
事業費も地下鉄の五分の一であり、オリンピック開催まで間に合う事業で、かつ城東地区の南北問題も解決できる最適な案と思っています。
その他、今後の財政運営に留意すべきことや、自主財源を獲得するための自治体運営のあり方、小中学校におけるICT環境の整備の急務とあわせて、各学校のHP強化のための体制整備を訴えました。
江東区議会も予算質疑が、やっと一問一答形式になり、少し議論が深まるようになりましたが、インターネット中継を含め、本格実施が始まる来年の第一回定例会の時には、区民のみなさんにも、はっきりと江東区議会の現状を理解していただけると思います。
まだまだ議会活性化の努力が必要です。