2012.07.31
ブログ

ロンドンオリンピックに思う


JOC27日からスタートしたロンドンオリンピックも、4日目を迎え、各競技が感動的な映像を届けてくれている。
最初に日本人に元気を与えていただいたのが、開会式前に行われたなでしこジャパンの勝利、その次が、男子サッカーの、優勝候補のスペインに勝利した映像が届いた時である。日本のサッカーのレベルも本当にあがったんだなと実感をした。
その後開会式後の競技では、競泳の北島選手は残念だったが、背泳ぎの男女100メートルの銅メダルの勝利。寺川選手が2度のオリンピック候補に落選した中で、8年ぶりに銅メダルを獲得したことは、何とも言えぬ感動の渦が巻き起こった。
一方で、柔道と体操競技では金や銀のメダルを手に入れることができ、感動的な場面が沢山見られたが、審判の審議体制に少し不安が残るのはとても残念であった。どの競技でも誤審は全くないとは言えないが、選手が最大に神経を集中して、真剣に戦っているときに、もう少し審判の技術を磨いてほしと思う。
ビデオでの検証は間違いがなく、それはそれとして誤審をなくすためには大変有効fだが、審判が自信がなさそうに判断をしていると、試合の流れが全く違ってくるように思える。
まさしくそのことが、昨今行われている、国会での予算委員会や社会保障と税の一体改革の特別委員会での審議とよく似ているところがある。
社会保障全般の将来のありようが見えない中、委員会審議をしているので、全く自身のない答弁が随所にみられる。
そのことが最大の問題であることに気づかず。あいまいのまま法案の審議をすることは、国民に対して大変失礼である。真剣に日々、それぞれの生活の糧と安定を獲得するために戦っている国民に、自信のない審議はやらないでいただきたいと心底思われる。
いつになったら、オリンピックの感動的な映像のように、国会が国民に対して感動的な映像を提示することができるのか、はなはだ心配である。