2012.11.01
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臨時国会始まる
11月29日から臨時国会が始まった。
時間的には、通常より遅いスタートとなったが、問題は内容である。
外交も内政も課題山積の中で、短い会期でどこまで進展できるのか見ものである。
もっはら特例公債法の成立と一票の格差是正の問題がクローズアップされているが、
本題は社会保障と税の一体改革の構築と、経済対策である。
情けないのは、言葉では、三党合意の消費税引き上げ法案による国民会議の設置とそこでの本格的な議論を持っているといいながら、本会議上で与野党が中傷合戦を繰り広げている現実である。
いつごろから政治の世界において、大人の会話や対応ができなくなってきたのか。
国会の最大のテーマは、本当はそこにあるのではないかと思われる。
一日も早く国会を正常化しなくては、国民はますます被害を被ることになる。
そろそろ子供の喧嘩は卒業してほしいものだ。