小沢一郎代表選出馬宣言に思う
とうとう決意をして頂いた小沢代議士に心からエールを送らせていただきます。
決戦の日まで9月14日とまだ時間がありますが、小沢代議士の今回の決意は、まさしく日本の新しい政治がいよいよ始まろうとする潮流のスタートです。
マスコミ各社および強欲の政治評論家は、またしても「政治と金の問題」「いまさら論」「総理短命の恥かしさ」など、様々なマイナスイメージを打ち出していますが、本当の意味で日本を行く末を憂うのであれば、間違ったリーダーを長く続けることのほうがはるかに国民のためにならないことを認識すべきです。
1994年の自社さ政権が誕生以来、日本の政治はポピュリズムに走り、日本の総理は単純に選挙に勝てる人という基準で交代してきました。そこには総理としての素質よりも、政権を維持するためのマスコミ受けする戦略のほうが重要でありました。マスコミも政治がマスコミよりになることに優越感を持ち、政治ごっこを弄んで来たように思います。
しかしそこには、本当の意味での国民主権の政治はありませんでした。そしてそのことに築き、初めて国民の意思で、暴力でない平和裏に民主革命を起こしたのが、昨年8月30日の政権交代でした。
いままさにその原点に立ち返ることが必要です。そしてまだまだ成し遂げていない政策を実行しなくてはなりません。
私は今回の小沢代議士の出馬表明は、小沢先生の政治生活の総決算としての、なみなみならぬご決断があったと思います。
マスコミがよくいう権力闘争とか、権力の一極集中とか、利権政治の復活だとか、そんな損得勘定で政治をやっているわけではありません。
政治は国民の生活そのものです。そのことを一番わかっていらっしゃるのが小沢先生なのだと思います。私は今回の代表選に日本の未来を託したいと思っています。